2014年5月10日土曜日

JABA九州大会4日目〜予選リーグの戦い方

長崎市営かきどまり球場
九州大会4日目を視察しました。

予選リーグの最終日で準決勝進出の4チームが決定することに。

とは言え、既に昨日までに決勝トーナメントに進出するチームが確定し、今日の試合が消化試合となったブロックも。

いつものレギュラーメンバーから出場の機会の少ない若手選手を起用するチームが多く見られました。

チーム事情があるので、このやり方を否定する気はありませんが消化試合だからと言って、いきなり戦力を落とすというのは数少ない公式な大会ということを考えるといかがなものかなと正直な感想。

JABA大会は地方のファンの皆様にレベルの高い、真剣勝負の野球を見てもらうことも目的の一つ。
また、トーナメント戦である都市対抗予選を勝ち抜くための連戦に耐えうる戦い方の絶好の予行演習の機会。

試合の進行によって、起用する必要がある場面でその役割の選手を起用する方がチームとしての機能の精度をあげることに繋がるはず。

例えは少し違いますが、点差の開いた緊張感のない場面での練習のようなバントと勝敗を決する場面や「通常ここはバントだろう」という場面でのバントでは全く意味が違うもので、練習のようなバントを決めても全くとは言わないが意味がないと似たようなところが選手起用についてもあります。

緊張感のある厳しい状況下にあるからこそ、失敗しようが成功しようが大きな意味があります。

オープン戦と違って公式戦にはその効果が隠されていますので、是非、消化試合をつくらないようにして欲しいと思っています。


九州大会、明日は最終日。

セガサミー対NTT西日本、HONDA対富士重工の準決勝。
その後に決勝と3試合が行われます。

戦力拮抗、どのチームが勝利するのか? 予想するのは難しい。

4チームとも怪我のないように頑張って欲しいものです。











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