2012年8月6日月曜日

アジア選手権直前合宿にむけて

アジア選手権の台湾代表、韓国代表のメンバーが発表されたようです。
いずれもプロ選手中心の構成でアマ全日本としては大変厳しい戦いとなることは必死のようです。
特に台湾は、ソフトバンクの楊投手を筆頭に日本プロ野球でも活躍している選手を中心に構成されており、ホスト国の威信をかけてという強力なスタッフとなっています。
開幕戦でいきなり台湾とやることになっていますが、アマを代表する投手陣がどこまで通用するかが鍵となることは間違いありません。
木製バットに変更されてからの国際大会では顕著に投高打低の傾向が現れており、大量得点を望むことが厳しくなっています。
厳しい戦いは想定のうちですが、相手がプロだから負けるなどとは思ったことはなく、寧ろ選手を含め「やってやる」という強い気持ちでいます。
過去、ドーハで行なわれたアジア競技大会において、韓国、台湾がプロドリームチームの参加に対し、両国と対等に戦い、韓国には勝利を、台湾には惜しくもサヨナラ負けという結果をアマチュアチームだけで残したという過去の拠りどころが私の今回の支えとなっています。
大学生であった長野(ジャイアンツ)、野本(中日)などが当時のメンバーでした。
日本では全く報道にも取り上げてもらえませんでしたが、この大会で韓国に勝った次の日の韓国メディアは、「ドーハの悲劇」として、日本の社会人チームに負けたということを辛辣に大報道しています。
10回やって1,2回勝てるかという差があるかもしれませんが、一発勝負の中で生きているアマ選手の力を結集すればやってみないとわからないと思っています。
プロにとっては、単なるオフシーズンの大会と位置づけているものと思われますが、世界大会に出場できる機会が減少しているアマにとっては、存在価値を高める絶好の機会であることは間違いありません。
明日から全員揃って直前の合宿に入ります。想いを一つにして、全力で戦いますので、「もう一つのJAPAN」を暖かい眼でご声援を御願いいたします。



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