2012年5月2日水曜日

打順について

先日、長崎大学在学中に我が長崎文教シニアのコーチとして在籍してくれた、現在、南大隈高校の酒匂監督から質問を受けました。部員が9人しかいないらしく(1年生がいない)打順について悩んでいるが、どうすれば良いかという内容です。
打順は、非常に難しいですね。
一般論では語れますが、やはりチーム事情をしっかり把握していないと軽んじることはできないものです。
最近、特に打順で私が考えていることを記載します。
特に重要視しているのは、2番バッターです。
求める2番バッター像は、できれば左打者ですが(右打者でも構いません)、①長打が打てること②足が速いこと③ボールに当てるのが上手い選手④犠牲の精神があること。
これは3番打者ではないかとご指摘を受けるかもしれませんが、全くそのイメージで、2番に据え置きたい。
通常、1,2番を入れ替えることは、よくありますが、調子に応じて2,3番を入れ替えたいというのが理想です。
��番打者には、犠打を求めるのではなく、安打でチャンスを広げてクリーンアップに繋ぐことを求めたいという想いです。
大半のチームは、3番打者がチームで一番の好打者、4番打者がその次にあり、1番打者は3番打者に続く打者で、尚且つ足が早いこと。
��番打者は、バント及び小技ができ、足が速い選手というのが定番です。
��番打者で1アウトを簡単に謙譲したくないというのが、私の想いであり、大半のケースは打たせることが多い采配をとっていると自己分析しています。
逆に1番打者は、ボールに食らいついていくようなしつこいタイプを置きたいところです。以前は、私も1番打者には、思い切りの良いタイプの選手を起用することが多かったのですが、最近は、この傾向にあります。
��番打者の出塁がカギとなるのは、確かなので1番打者には、出塁率が高い打者、打率がよく、選球眼が良い選手、特に足には拘らないいうイメージでしょうか。
次回は、もう少し打順について、掘り下げて記載をします。
纏まらないものとなりましたが、このイメージで今年のアジア選手権も組み立ててみたいと考えています。




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